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【2023年最新】外国人から紹介された怪しいオンラインカジノで詐欺被害?マッチングアプリやSNSに潜む危険な詐欺師の手口や対処法を徹底解説!

皆さんは、 マッチングアプリやInstagramなどのSNSで「オンラインカジノ」にまつわる怪しい儲け話を持ちかけられたことはありますか?本記事では、オンラインカジノ詐欺とは何か・詐欺師や危険なオンラインカジノの特徴・詐欺の手口・被害に遭った場合の対応など、わかりやすく解説していきます。この記事が、オンラインカジノ詐欺の被害に遭ってお困りの方の一助となれば幸いです。

【2023年最新】外国人から紹介された怪しいオンラインカジノで詐欺被害?マッチングアプリやSNSに潜む危険な詐欺師の手口や対処法を徹底解説!

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皆さんは、 マッチングアプリやInstagramなどのSNSで「オンラインカジノ」にまつわる怪しい儲け話を持ちかけられたことはありますか?

コロナ渦で在宅時間やリモートワークが増えたことに伴い、スマートフォン一台で手軽に参加できるオンラインカジノの人気が高まり、詐欺被害が拡大していると考えられます。

オンラインカジノにまつわる借金トラブルや若年層の依存をメディアで取り上げたことで、一度は耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

本記事では、オンラインカジノ詐欺とは何か詐欺師や危険なオンラインカジノの特徴詐欺の手口被害に遭った場合の対応など、わかりやすく解説していきます。

この記事が、オンラインカジノ詐欺についての対策を学びたい方や被害に遭ってお困りの方の一助となれば幸いです。

そもそもオンラインカジノとは

オンラインカジノとは、その名の通り、オンライン(インターネット上)で遊べるカジノのことです。

店舗型のカジノと同じく、リアルタイムでディーラー(ゲームの進行役)や他のプレイヤーと対戦でき、バカラやブラックジャックをはじめとする、さまざまなゲームに参加できます。

店舗型のカジノのように現金を賭けることができ、勝利金は現金や仮想通貨での払い戻しが可能です。

オンラインカジノの大きな特徴は、インターネットに接続できる環境があれば、場所や時間を問わず、スマートフォンやパソコン1台で手軽にカジノを楽しめる点にあります。

一方で、勝敗結果が出るまでの時間が短い点やTVゲームで遊んでいるような感覚に陥ってしまうことから、気付かぬうちにお金をかけすぎてしまったり、依存性が高いことにも配慮しなければなりません。

インターネットが発達し、自宅にいながらさまざまな体験が楽しめるようになった一方で、オンラインカジノにまつわる詐欺も現実に起こっています。

自分の身を守るためにも、オンラインカジノ詐欺の手口危険なオンラインカジノと詐欺師の特徴詐欺を未然に防ぐための対策被害に遭った場合の対応方法を学ぶことが重要です。

重ねて、オンラインカジノは国や地域により、合法であるか違法であるかが異なります。オンラインカジノを利用する際には、自国のルールを確認し、しっかりと法律を守りましょう。

オンラインカジノ詐欺

皆さんは、「オンラインカジノ詐欺」についてご存知ですか?

オンラインカジノ詐欺とは、InstagramなどのSNSやマッチングアプリ、出会い系サイトなどを通し、オンラインカジノに登録させ、うまい儲け話で言葉巧みに対象者を騙し、ゲームをプレイするために入金させたお金や勝利金を騙し取る詐欺のことです。

上記のような手口に加えて、「オンラインカジノの紹介料で設けられる」という誘い文句でオーナー会員を集う、「ネズミ講」方式の犯罪手口も横行しているので注意してください。

「ネズミ講」とは

「ネズミ講」とは、加入者が下位ランクの会員をねずみ算的に増やしていくことで、加入金を上回る利益を得ることを目的とするシステムのことです。法律用語で、「無限連鎖講」と呼ばれます。

ネズミ講は、「苦労することなく利益を得たいと言う気持ちを駆り立てる気持ち」という加入者の気持ちを煽ることで、多くの関係者に経済的な損失を与えてしまうため、開設・運営・加入等の行為を禁止されています。

ネズミ開設・運営・加入に加え、加入のための勧誘行為やそれらを助長する行為は、下記の法律に該当する犯罪行為です。

「無限連鎖講の防止に関する法律」

  • ネズミ講を開設または運営:3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金またはこれらの併科
  • ネズミ講へ勧誘を仕事としている場合:1年以下の懲役または30万円以下の罰金
  • ネズミ講への勧誘:20万円以下の罰金

「新たな入会者を勧誘すれば紹介料がもらえる」などの口実で、オンラインカジノに誘われた場合は、くれぐれもお気をつけください。

オンラインカジノの利用者は、コロナ渦での在宅時間やリモートワーカーが増加したことで、20代後半〜40代の男性のメインユーザーに加え、10台後半〜20代前半の若年層や50代以降の中高年まで利用層が広がりました。

オンラインカジノの利用者やサイトの増加に伴い、詐欺に巻き込まれてしまう方やより巧妙な詐欺事例が発生している印象です。

一般的な「オンラインカジノ詐欺」の流れは、次の通りです。

  1. SNSやマッチングアプリ、出会い系サイト内で対象者に接触する。(最近では、進級などの新たな出会いを利用して声かけするケースも増えている。)
  2. 儲け話や特典を持ちかけ、怪しいオンラインカジノのサイトやオーナー(会員)に登録するよう誘導する。口座番号や個人情報の提供を求められることも多い。
  3. 登録後、入金を促される。入金後に大勝ちさせたり、ありえない負けばかりを経験させることで、追加で入金するよう仕向けるケースも報告されている。
  4. 勝利金を出金しようとすると、「オンライカジノの口座が凍結されている」や「出金システムのメンテナンス中である」と告げられ出金できなくなる。
  5. 出金するためと理由を付け、追加の入金を要求されるケースも多い。
  6. 被害者が出金する前にサイトが閉鎖されたり、アカウントが削除やアクセス不可となり、お金を奪われてしまう。追加入金した場合でも、オンラインカジノにアクセスできなくなり、カスタマーサポートや担当者からの連絡も途絶えてしまう。

前提として、海外でライセンスを得た事業者が合法的に運営しているオンラインカジノであっても、日本国内からそれらのサイトに接続し、賭博を行うことは法律で禁止されています。

「賭博」とは

「賭博」とは、偶然の勝敗によって財物などを得たり、失ったりすることに加え、財物や財産上の利益を賭けることを指します。日本国内では飲食物など「一時の娯楽に供する物」を対象にする場合を除き、金銭やブランドバッグなど「長期間にわたって価値のあるもの」を賭ける行為は禁止です。

賭博行為に該当すると見なされた場合、下記の処罰に該当します。

  • 賭博罪:賭博をした者は、50万円以下の罰金又は科料
  • 常習賭博罪:常習として賭博をした者は、3年以下の懲役《習性を認定する際に考慮するのは、賭博行為の種類・賭けた金額・賭博の前科》
  • 賭博開帳図利罪:自らが主催者となり、賭博場を開設した場合、3ヶ月以上5年以下の懲役

実際にオンラインカジノの利用者を賭博罪で検挙した事例も報告されています。自分の身を守り、予期せぬトラブルを未然に防ぐ意味でも、法律に従い、日本国内でオンラインカジノを利用しないようにしましょう。

万が一トラブルに巻き込まれた場合は、後ほどご紹介する、国民生活センターや弁護士、最寄りの警察へ助けを求めてください。

海外の現地カジノでプレイする場合

海外旅行の際に、現地のカジノを利用することは違法なのでは?と、心配な方もいらっしゃるのではないでしょうか。

結論として、日本における「賭博罪」は、海外滞在中の日本人には適用されません。従って、現地の法律が認めている限り合法ですので、ご安心ください。

ただし、国が運営する公営カジノや正式な許可(正規のライセンス)を得て運営している施設であることをしっかりと確認しましょう。

重ねて、一定額を超える、勝利金を得た場合は、申告する義務が発生しますので、ご注意ください。

オンラインカジノ詐欺の手口

「オンラインカジノ詐欺」において、詐欺師は対象者に送金させるため、さまざまな口実を用いてきます。

以下に、代表的な口実を5つご紹介します。少しでも違和感を感じたり、同じような口実で送金を求められた場合は、こちらの記事を思い出してください。

1. SNSや出会い系サイト、マッチングアプリで儲け話を持ちかけられる

InstagramなどのSNSやマッチングアプリ、出会い系サイトを通じて、オンラインカジノに関連した「儲け話」を持ちかけられる手口があります。

詐欺師は、相場よりも多い入会特典ボーナス高確率での高額な勝利金が得られるといった誘い文句を使います。

また、特別なノウハウや裏技を教えるという言葉で口車に載せられてしまうことも多いでしょう。

詐欺師は、魅力的な利益やありもしない成功体験を提示し、対象者を惹きつけるのです。

前提として、イカサマでない限り、「必ず儲かるギャンブル」というものは存在しません。

オンラインカジノ詐欺をはじめとする犯罪に巻き込まれないようにするためにも、SNSやマッチングアプリ、出会い系サイト上でしか情報が確認できない相手の話をそのまま鵜呑みにしないことが大切です。

2.  国際ロマンス詐欺

美男美女の外国人になりすました人物に口説かれ、お金を騙し取られる「国際ロマンス詐欺」の口実としても、オンラインカジノは利用されています。

「国際ロマンス詐欺」とは

「国際ロマンス詐欺」とは、主にインターネット上のSNSやマッチングアプリ、出会い系サイトなどを通し、外国人を装い、時には恋愛感情を抱かせるような甘い言葉で対象者を騙し、金銭を送金させる詐欺のことです。

国際ロマンス詐欺の特徴として、積極的なアプローチで好意や恋愛感情を抱かせる、一定期間の「仕込み」を行う点が挙げられます。

詐欺師は、対象者の好意や恋愛感情を利用し、オンラインカジノを介して、対象者からお金を騙し取るのです。

怪しいオンラインカジノのサイトを紹介されたら、相手の言葉をそのまま信じて簡単に登録しないようにしましょう。

また、一度も会ったことのない相手から「うまい儲け話」を提案された場合は、冷静に物事を客観視し、慎重になることが大切です。

3. ネズミ講《オンラインカジノのオーナー会員》

SNSや出会い系サイト、マッチングアプリ上で「オンラインカジノの紹介料で設けられる」という誘い文句で、オーナー会員を集う犯罪手口も横行しています。

SNSはもちろん、コロナ禍で出会い系サイトやマッチングアプリのユーザー数が増加したことに伴い、被害件数が拡大していると考えられます。

オンラインカジノにおけるネズミ講の手口は、先にご紹介した通り、「オーナー会員となり、知人を紹介すれば報酬(紹介料)が入る」と謳い、入会金を騙し取るものです。

前提として、ネズミ講(無限連鎖講)は、「無限連鎖防止法」によって禁止される犯罪行為です。

下記のような誘い文句でオンラインカジノのオーナー会員に誘われた場合、きっぱりと怪しい勧誘を断ることが重要です。

  • 知人を紹介すれば、報酬(紹介料)をもらえる。
  • カジノ法に基づいて安全に運営している。
  • ノウハウのある講師や先輩がサポートして絶対に儲かる。
  • 入会金は20万円以上で、初期投資として払えばすぐに回収できる

4. カジノの実店舗で勧誘

実際のカジノ店舗で遊戯をしている人々を標的にする手口があります。

店舗の関係者や他のプレイヤーが対象者に接触し、オンラインカジノの利点や利益を交えながらサイトへの登録を促すのです。

特にグレーゾーンのカジノ店舗に出入りしている人々は、反社会的な勢力と関わっている可能性もあるため、心理的に断りづらい状況に追い込まれることもあります。

実店舗・オンラインカジノとともに、国や地域により、カジノ営業が合法であるか違法であるかは異なります。

利用する際には、しっかりと法律を守った上でカジノを楽しみましょう。

5. 新生活の出会いで勧誘

新たな出会いの場を利用した、オンラインカジノの勧誘もあります。

特に若者を対象にした勧誘が行われることが多く、大学のサークルの新入生歓迎イベントや新学期に頻繁に目にするSNS上での勧誘で、怪しいイベント団体やサークルのうまい儲け話を受け入れないようにしましょう。

若い世代は、常日頃からオンラインゲームに親しんでいる方が多いため、オンラインカジノの勧誘に抵抗がなく、騙されやすい傾向にあります。

「とにかく儲かるバイトがしたい」「楽なバイトで一気に稼ぎたい」などと考えることが多い方は、くれぐれも注意してください。

詐欺師や危険なオンラインカジノの特徴

仮想通貨詐欺で悪事を働こうとしているオンラインカジノには一定の特徴が見られます。

被害を未然に防ぐためにも、代表的な詐欺師の特徴や見抜き方についてご紹介します。

前提として、海外で許可を得た事業者が合法的に運営されているオンラインカジノであっても、日本国内からそれらのサイトに接続して賭博を行うことは法律で禁止されています。

紹介されたオンラインカジノに、一つでも下記の条件が当てはまっていた場合、簡単に儲け話に乗ってしまうのは非常に危険な行為です。

それでは、一つひとつ確認していきましょう。

1. 運営者情報が掲載されていない

オンラインカジノに限らず、一般的な優良サイトであれば、運営者情報は必ず公開しています。

運営者の情報が詳しく掲載されていない場合は、犯罪行為や不正を行っている場合がほとんどであるため、注意が必要です。

公式サイトに、以下のような情報が見当たらない場合、会員登録やプレイを控えましょう。個人情報を入力してしまった場合、不正利用される可能性が高いです。

確認するべき情報

  • 運営会社名・会社所在地
  • 取得したライセンス発行国・登記番号
  • ゲームの開発をしたソフトウェア会社名
  • 監査を行う第三者機関名
  • 利用規約・会員規約
  • カスタマーサポートの連絡先

2. ライセンスの有無

カジノを運営するには、各国政府が発行するライセンス取得が義務付けられています。

このライセンスは、一定の基準をクリアし、オンラインカジノの合法性を政府や自治体が認めたもの、つまり公正に運営されている証明となります。

ライセンスを取得していないカジノは、違法に運営されているものです。サイトや施設が摘発されたり、運営者が逮捕されてしまうケースも報告されていますので、利用しないことをおすすめします。

海外でオンラインカジノをプレイする場合は、正規のライセンスを取得しているかどうか確認することが大切です。

3. 入金・出金の反映タイミングが遅いまたは反映されない

悪質なオンラインカジノは、サイトに登録させ、プレイヤーのお金を騙し取ることを目的としています。

賭け金を入金してから反映されるまでのタイミングがあまりに遅かったりや一切反映されない場合は、詐欺の可能性が非常に高いです。

上記と同等に、何らかの理由を付けて出金できないケースも悪質なオンラインカジノの特徴と言えます。

自分の身を守るため、利用を控えたほうがよい危険なカジノであることに変わりありません。

4. サイトが日本人向けに運営されている

繰り返しとなりますが、海外で許可を得た事業者が合法的に運営されているオンラインカジノであっても、日本国内からそれらのサイトに接続して賭博を行うことは法律で禁止されています。

しかしながら、日本人向けに日本語でサイトが作成されているというのは、日本国内でオンラインカジノに接続して行う賭博行為を助長しており、信用性に欠けます。

5. カスタマーサポートがない

悪質なオンラインカジノは、プレイヤーからお金を奪うことが目的のため、問題をリカバリーしてくれるようなカスタマーサポートを用意しません。

入金が反映されなかったり、出金できない場合でも、問い合わせや対応を遅らせたりすることで、問題を解決することなく有耶無耶にしようとしているのです。

プレイヤーが諦めるのを待つ姿勢でいることが多く、最終的にはアカウントにログインできなくなってしまったり、サイトを閉鎖するケースも報告されています。

オンラインカジノ詐欺に遭いやすい人の特徴

続いて、オンラインカジノ詐欺に巻き込まれやすい方の特徴についてもご紹介します。

少しでも下記の条件に当てはまるなと感じた方は、自分自身と大切な資産を守る意味でも、オンラインカジノの利用には細心の注意を払ってください。

1.オンラインカジノの初心者

オンラインカジノについて知識があまりない初心者は、詐欺師の言葉に流されやすい傾向があります。

カジノのルールを理解できるよう事前に勉強したり、利用規約をよく読み、不明な点があるサイトは避けるようにしましょう。

また、それらしいことを言われたら信じてしまう方や入会特典・今だけ・限定の言葉に弱い方も気をつけててください。

2. 人が良く、相手のことを信じて疑わない人

人が良く、他人の言葉をそのまま受け取ってしまう方や意思表示が苦手な人は、詐欺師に騙される可能性が高いです。

相手の気持ちを尊重することはとても大切なことですが、受け取った情報をきちんと精査し、Noと明確に伝えることも自分の身を守ることに繋がります。

重ねて、自分で情報を集めることで、自己判断力を養うことも重要です。

自分で断りにくい場合やその情報が正しいものか判断が難しい場合は、信頼できる人にアドバイスを仰ぐのも一つの手ではないでしょうか。

3. オンラインゲームを日常的に利用している

オンラインゲームを日常的に活用し、慣れ親しんでいる方は、オンラインカジノの勧誘に抵抗がなく、騙されやすい傾向にあります。

よくあるゲームの一つだろうと注意が緩んでしまうと、思わぬ落とし穴が待ち受けているかもしれません。

慣れ親しんでいるからこそ、詐欺の手口に対して常に警戒心を持ち、オンラインカジノでプレイすることに慎重になることが大切ではないでしょうか。

従って、自身のセキュリティ意識を高めることで、詐欺の被害を未然に防ぐことに繋がります。

4.  楽に儲けたいと考えている

「とにかく儲かるバイトがしたい」「楽なバイトで一気に稼ぎたい」と考えている方は、特にネズミ講に関連する詐欺に巻き込まれやすい傾向にあります。

詐欺師は、犯罪のプロであり、対象者から「お金を奪い取る」という目的達成のため、あたかも不労所得や短期間で儲かっているかのように勧誘してくるのです。

お金を稼ぎたいという気持ちに漬け込んだ「今だけ」「あなただけ」「絶対に」と謳ったうまい儲け話には、詐欺だと疑いましょう。

また、簡単に稼ぐための裏ワザを探そうとする方やお得な情報を常にキャッチアップしている方もネズミ講の甘い罠には、ご注意ください。

5. 流されやすい人

先ほど、外国人を装った美男美女に口説かれ、お金を騙し取る詐欺の口実としても、オンラインカジノは利用されているとご紹介しました。

インターネット上のSNSやマッチングアプリ、出会い系サイトなどを通して出会った相手とのチャンスを逃したくない、これが最後の機会であると結婚を急いでしまったばかりに、詐欺に巻き込まれてしまうのは、元も子もありません。

一度も出会ったことがない相手からうまい儲け話を提案された場合は、一旦冷静になる必要があります。

また、見知らぬ人に安易に自分の個人情報を教えないことはもちろん、他人に見られて困るような画像は、さらにお金を巻き上げるために悪用される可能性があるため、送信しないということを徹底しましょう。

オンラインカジノ詐欺に遭わないための対策

繰り返しとなりますが、海外で許可を得た事業者が合法的に運営されているオンラインカジノであっても、日本国内からそれらのサイトに接続して賭博を行うことは法律で禁止されています。

前提として、オンラインカジノを国内利用しないことを徹底することはもちろん、その他の詐欺に巻き込まれないよう、次の3つの対策を心がけてください。

詐欺から自分の身を守る基本ルールを頭に入れておくことで、トラブルを未然に防いだり、トラブルに巻き込まれた場合でも、スムーズな対応を行えます。

また、不審な行為や被害に遭った場合は、詐欺行為を報告するための適切な機関に連絡することをおすすめします。

1. 実際に会ったことのない人からの儲け話に乗らない・送金の要求に応えない

オンライン上で知り合った人からの儲け話や送金の要求には注意が必要です。

詐欺師は魅力的な利益や成功体験を提示して引きつけますが、現実的にはそうした話は信じがたいものです。

金銭を送金する前に、冷静に物事を客観的に判断しましょう。

少しでも怪しいと感じたら、メッセージには返信せず、連絡先をブロックするなどの対策を取りましょう。

巧妙に被害者を騙すために連絡を続けるかもしれませんが、証拠を確保した後、そっとフェードアウトして、専門機関に委ねることが懸命です。

2. ログイン情報や個人情報を第三者に共有しない

オンラインカジノをプレイする際の個人情報やログイン情報を慎重に扱う必要があります。

詐欺師は何らかの理由を付け、不正利用のため、対象者の個人情報やログイン情報を提供するよう促し、盗みだそうとしているのです。

信頼できる公式ゲームサイトやアプリのみ利用し、他の人とパスワードを共有しないなど、セキュリティ対策を徹底しましょう。

また、オンラインカジノに関連する不正なリンクや怪しいメールにアクセスしないように注意してください。

3. 情報をきちんと精査する

顔の知らない相手からオンラインカジノに関連する情報を提供された場合は、その情報を鵜呑みにせず、しっかりと精査することが必要です。

オンラインカジノを利用する場合は、運営会社の情報やライセンス取得の有無、プレイヤーの評判やレビューなどを検索しましょう。

信頼できる情報源からの情報を重視し、不審な点があれば、手を出さないことが懸命です。

上記のような情報は、被害額を取り返すにあたり、後の調査や報告に役立つため、早急な対応を行いましょう。

オンラインカジノ詐欺に遭ったらはじめにやるべきこと

自分が詐欺に遭ったと判明した際、お金を騙し取られたことでパニックになってしまう方も多いでしょう。

しかし、これ以上被害を拡大させないためにも、一旦冷静になり、対応することで、詐欺事件の解決に向けた対策を進めることができます。

こちらの章では、オンラインカジノ詐欺に巻き込まれた際にやるべきことについて、ご紹介します。

1. 冷静になり、これ以上入金しない

詐欺被害に遭った場合、損した分を取り返そうとさらに入金してしまう人もいます。

まずは、冷静になり、起きてしまった出来事を客観視しましょう。怒りや焦りといった感情が支配すると、適切な対応ができなくなる可能性があります。

更なる被害を生まないためにも、入金は即座にストップしてください。

2. SNSやオンラインカジノのサイト・アカウントを消される前に、素早く証拠を確保する

被害金額を取り返すため、素早く証拠の確保を行いましょう。

弁護士や警察、国民生活センターに解決するよう動いてもらうためには、何より証拠が大切です。

SNSやマッチングアプリ、出会い系サイトをはじめ、オンラインカジノのチャット機能、オンラインカジノのカスタマーセンターの担当者とメールなどでやり取りした、以下の情報をスクリーンショットで画像を保存したり、印刷して書面に残しましょう。

  • 詐欺師とやり取りした内容(トーク履歴)
  • 詐欺の取引日時
  • 詐欺が行われた取引履歴
  • 詐欺師の情報、詐欺師のアカウント情報
  • オンラインカジノのサイトに関する情報

詐欺師は、証拠を掴まれないよう、やり取りした該当アカウントをブロックしたり、削除・退会することも考えられます。

上記のような情報は、被害額を取り返すため、後の調査や報告に役立つため、早急な対応を行いましょう。

3. 詐欺師との連絡を一才断つ

詐欺師は、巧妙に被害者を騙すために連絡を続けるかもしれませんが、一切の応答をせず、メッセージをブロックするなどの対策を取りましょう。

自分を騙したということで、詐欺師に対して感情的になったり挑発したりすることは避け、冷静に行動しましょう。

証拠を確保した後、そっとフェードアウトして、専門機関に委ねることが大切です。

オンラインカジノ詐欺に巻き込まれた場合の頼れる相談先

1. 警察・警察相談専用窓口

詐欺は犯罪行為ですので「大したことではないかもしれない」とためらわず、きちんと通報することも大切です。

詐欺の被害届を提出し、警察の指示に従って証拠や被害状況を伝えましょう。その際、証拠の提出や詐欺に遭った流れ・被害額・詐欺師の情報・現在の状況などを詳しく伝える必要があります。

警察相談専用窓口

「#9110」で最寄りの警察署の相談窓口に相談可能です。詐欺であると判明した場合は、一刻も早く電話するのが良いかと思われます。

  • 電話番号:#9110
  • 受付時間:平日 8:30~17:15(※各都道府県警察本部で異なる)

2. 金融庁「金融サービス利用者相談室」

「金融サービス利用者相談室」とは、利用者と金融機関との個別トラブルについて、相談に乗ってくれる機関です。

問題解決のためのアドバイスや他の機関への紹介を受けることができます。

  • 電話番号:0570-016811
  • 受付時間:平日10:00~17:00

3. 国民生活センター・消費者ホットライン

国民生活センターとは、国が運営する、消費者のための独立行政法人です。

消費者のための情報提供や調査・研究、消費者トラブルに関して法的解決手続きも行っており、専門の相談員から的確なアドバイスを受けることができます。

犯人の連絡先が判明している場合には、連絡を取ってもらえることも可能です。

電話での相談も可能なため、国民生活センターにアドバイスを仰ぐのも一つの選択肢ではないでしょうか。

ただし、センターの担当者から詐欺師へ連絡が行われたにも関わらず、依然として返金対応がされなかった場合や返金に応じようとしない場合は、続けて弁護士へ相談を行ってください。

  • 電話番号:03-3446-1623
  • 受付時間:平日10:00~12:00、13:00~16:00

消費者ホットライン

PayPay送金詐欺について、どこに相談すれば良いかわからない場合は、最寄りの相談先を紹介してもらえる消費者ホットラインに問い合わせましょう。

地方公共団体が設置している身近な消費生活センターや消費生活相談窓口を紹介してくれます。

  • 電話番号:188
  • 受付時間:相談窓口により異なる
  • 通話料金:無料

4. 弁護士

オンラインカジノ詐欺に遭い返金を求める場合、法的観点からのアドバイスが役に立つ場合もあります。

また、被害者本人では相手が応じないケースもあるため、代理人として介入する必要も考えられるでしょう。

直接出向かなくても、LINEやフリーダイヤルでの電話相談を無料で受けてくれる事務所もありますので、活用してみるのも一つの手ではないでしょうか。

法律の専門家である弁護士の知識と経験を頼りに、適切な対応策を見つけましょう。

被害が拡大する前に弁護士へ相談しましょう

1. 最適な解決方法を提案してもらえる

法律のプロである弁護士に相談することで、法的観点から状況を分析し、最適な解決方法を提案してもらうことが可能です。

特に、PayPay送金詐欺の解決を強みにしている弁護士事務所では、豊富な経験と相談実績を持っており、被害者にとって心強い存在になってくれるのではないでしょうか。

彼らの助言を受けることで、迅速かつ効果的な対応が可能となります。

2. 被害金の返還請求手続きを代理してもらえる

返金を求める場合、警察や金融機関、消費者センターでは具体的な対応が難しいことがあります。

また、PayPay送金詐欺における被害金の返還や解決を求める際には、専門知識が必要です。

犯人と交渉する場合、迅速で速やかな示談交渉力のある弁護士が手続きを行うことで、被害者の権利を守り、円滑に物事を進められるでしょう。

3. 刑事告訴の手続きもサポートしてもらえる

加害者を刑事告訴する場合、その手続には法的知識に加えて、警察とのやり取りにおける独自のノウハウを要します。

警察への被害届提出やその後の対応を弁護士に一任することで、スムーズな問題解決や被害者の気持ちの緩和にも繋がるのではないでしょうか。

まとめ

ここまで、オンラインカジノ詐欺について解説しました。

今回の記事の要点をまとめると、以下のようになります。

  1. 一度も会ったことのない相手に気軽に送金したり、個人情報を提供しない。
  2. 顔の見えない相手のうまい儲け話には乗らない。
  3. お金のやり取りをする場合には、信頼できる人間に限定する。
  4. オンラインカジノは、海外でライセンスを得た事業者が運営しているものであっても、日本国内からサイトに接続し、賭博を行うことは法律で禁止されている。
  5. ギャンブルを楽しむ際は、生活費を稼ごうとせず、あくまで娯楽の範囲に留める。予算を決めて節度をもって行う。

オンラインカジノ詐欺は、被害者にとって深刻な問題に発展する可能性があります。日本で賭博をしないことを徹底するのはもちろんのこと、海外でカジノを利用する場合には、少しでも怪しいと感じたらすぐに中止しましょう。

オンラインカジノ詐欺に巻き込まれた場合、身近な人間に相談しづらい場合をはじめ、これ以上被害を拡大させないためにも、警察や消費センターなどの公的機関や弁護士などの専門家に相談し、アドバイスをもらうことが大切です。

記事で紹介した対策や注意点を念頭におき、自己防衛の意識を高め、今後の詐欺対策に役立てていただけたら幸いです。

※こちらの記事は、2023年6月30日時点の情報です。

【XP法律事務所】

  • 代表弁護士:今井 健仁(第二東京弁護士会)
  • 所在地:〒104-0061 中央区銀座1-15-4 銀座一丁目ビル13階
  • TEL:0120-239-235(詐欺問題専用番号)
  • ホームページ:https://sagihigai-henkinsoudan.jp/illust02/02/g/lad/

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