詐欺
【2024年最新】Twitter(現X)で急増中!特殊詐欺組織によるお金配り詐欺を徹底解説!
皆さんはTwitter(現X)において、現金配り投稿を目にしたことはありますか?お金配り企画は、詐欺に遭う可能性が高く、応募した場合、提供した口座情報が悪用されたり、高額な手数料を要求されたり、闇バイトに手を染めることになったりと、トラブルに巻き込まれる恐れがあります。今回は、お金配り詐欺を徹底解説していきます。
arrow_drop_down 目次
皆さんは、Twitter(現X)において、「この投稿をリツイートした人の中から抽選で〇〇万円をプレゼントする」と大々的にアピールする、現金配り投稿を目にしたことはありますか?
最も有名な具体例に、大手通販アパレル企業・ZOZOTOWNの元社長である、前澤友作氏による「お金配り企画」を挙げる方も多いのではないでしょうか。
前澤氏は、①寄付が当たり前の世の中にしたい、②貧富の差を再分配で軽減したい、といった目的を掲げ、フォロワーへ向け、実際に現金配布を行っています。
しかし、Twitter(現X)での一般人による「お金配り」投稿は、詐欺に遭う可能性が非常に高いものです。
これらの投稿に安易に応募してしまった場合、提供した口座情報が悪用されたり、高額な手数料を要求されたり、「闇バイト」に手を染めることになったりと、トラブルに巻き込まれる恐れがあります。
今回は、「お金配り詐欺」の被害から身を守る意味でも、お金配り詐欺の概要や手口、詐欺師の見分け方など、徹底解説していきます。
Twitter(現X)で急増する「お金配り詐欺」とは
具体的には、Twitter(現X)において、現金を配布すると呼びかける「お金配り」の投稿を行い、アカウントのフォローや該当の投稿をリツートをすることで、抽選で現金をプレゼントするといったものです。
しかし、当選した場合にも、お金を受け取れることは、限りなく0に近いと断言できるでしょう。
また、Twitter(現X)の簡単に身分を偽装しやすいといった特性を利用し、サクラを使って「実際に〇〇万円が当たった」「本当にお金をもらえるからみんなもやってみて!」と被害者を誘導することもあります。
重ねて、Twitter(現X)における「お金配り企画」は、自身のアカウントを所有していれば、煩雑な手間をかけずに、フォロー・リツイート・いいねのみで、応募可能です。
簡単に応募できてしまうといった点に加え、話題性のある投稿は拡散性が非常に高いため、現在に至っても、多くの被害が報告されています。
「お金配り詐欺」の被害に遭わないためにも、冷静になり、怪しいアカウントをしっかりと見極めることが重要です。
お金配り詐欺の手口とは
こちらの章では、Twitter(現X)におけるお金配り詐欺の手口について解説いたします。
お金配り詐欺の手口は、次の通りです。
- 手数料などを名目に金銭を要求
- 口座情報やクレジットカード情報の盗用
- マネーロンダリング
- 有料サイトやアフィリエイトサイトへの誘導
- 詐欺商材の販売
- 特殊詐欺に使用するための口座の盗用
繰り返しとなりますが、Twitter(現X)での「お金配り企画」で現金を受け取れる可能性は非常に低く、犯罪に巻き込まれるといった危険性があります。
次にご紹介する手口と類似するものに遭遇した際には、詐欺の可能性を疑い、適切な対処を行うことが重要です。
万が一、詐欺師が指定する口座に振り込みをしたり、トラブルに遭った場合には、早急に弁護士や警察や国民生活センターなどの専門機関に相談しましょう。
1. 手数料などを名目に金銭を要求
Twitter(現X)「お金配り企画」に応募し、高額当選のメールが届いた際に、高額の当選金を受け取るための手数料といった名目で、金銭の支払いを求められることがあります。
高額の現金配布を信じて、手数料を支払った場合でも、実際に当選金を受け取れることは絶対にありません。
被害者から金銭を騙し取るため、詐欺の常套手段である「あなただけが当選した/当選金を受け取れる」と特別感を演出するといった事例も多い印象にあります。
“うまい話”に安易に飛び付かず、慎重に行動しましょう。
2. 口座情報やクレジットカード情報の盗用
先ほどの手口と同様に、高額の当選金を受け取るためと謳い、次の情報を提供するよう要求されます。
詐欺師に提供するよう求められる情報 | 具体的な内容 |
■ 個人情報 | 名前・住所・電話番号など |
■ 口座情報 | 口座番号・口座名義・暗証番号など |
■ クレジットカード情報 | カード会社・カードの名義人・カード番号・有効期限・セキュリティコードなど |
上記の情報を提供してしまった場合、次のようなトラブルに発展する可能性があります。
- 特殊詐欺の次のターゲットとして情報を売買される
- 特殊詐欺に用いられるサイトの所在地や責任者として情報を悪用される
- 銀行口座が特殊詐欺の報酬の受け渡しや被害者からの入金口座に利用される
- クレジットカードが不正利用され、カード会社から高額請求をされる
- 特殊詐欺に使用する電子機器などをクレジットカードで不正に購入されるなど、間接的に犯罪に加担することになる
顔の見えない相手に気軽に個人情報を共有しないといった、インターネットの基本ルールを徹底することで、自分自身の身を守りましょう。
3. マネーロンダリング
資金洗浄を意味し、犯罪組織が犯罪によって入手したお金(≒汚れたお金)の出所をわからないようにして、正当な手法で手に入れた資金であるかのように見せかける行為を指します。
こちらの手口では、Twitter(現X)での「お金配り企画」の当選者(被害者)から口座番号を聞き出し、該当の口座に実際の当選金より多い金額を作為的に振り込むところから始まります。
誤振り込みを名目に、手数料(または迷惑料)を支払うことと引き換えに、差額を返金するよう求められるのです。
返金対応は、口座間のやり取りだけでなく、手渡しを指定されるケースもあります。
これらの返金対応を通じて、犯罪組織のマネーロンダリングに加担することになったり、知らず知らずうちに、闇バイトの一種である「受け子」に仕立てられてしまうのです。
4. 有料サイトやアフェリエイトサイトへの誘導
Twitter(現X)での「お金配り企画」への当選時に報酬を受け取るための条件として、詐欺師が指定するサイトへの登録を求められることがあります。
しかし、実際には、詐欺師がアフィリエイト報酬を得られるサイトであったり、サイト内に不審なポップアップが表示され、利用料などの名目で高額請求されてしまう可能性が高いです。
違和感を感じた場合は、怪しいリンクを開かないようにし、都合の良すぎる話には警戒心を持ちましょう。
5. 詐欺商材の販売
こちらの手口は、Twitter(現X)での「お金配り企画」で当選したと被害者にコンタクトを取り、メッセージのやり取りから一定の信頼関係を構築した後、詐欺商材を購入させるといったものです。
具体的には、LINEグループに招待し、詐欺商材の販売を目的にセミナーや勉強会に招待したり、情報商材販売サイトに誘導するといった手法となります。
高額な商材であるほど有益な情報が記載されていると説明し、「損した分を取り戻す」といった人間の心理を悪用し、次々と契約を取り付けられるケースも多い印象です。
「誰でも簡単に高額報酬を稼げる」といった甘い言葉に騙されず、少しでも違和感を抱いた場合には、詐欺の被害から身を守るためにも、きっぱりと誘いを断りましょう。
6. 特殊詐欺で使用するための口座の盗用
Twitter(現X)での「お金配り企画」に当選金を振り込むといった名目で、口座情報を提供するよう求められることがあります。
詐欺師の要求に従い、口座情報を渡してしまった場合、その口座が特殊詐欺の報酬の受け渡しや被害者からの入金用口座に利用される可能性が高いです。
年々、詐欺の手口が巧妙化している傾向により、犯罪に巻き込まれたと気付かないこともあります。
注意喚起!お金配り詐欺で「受け子」となってしまうことも
前章の「マネーロンダリング」の手口において、差額を現金を手渡ししたことで、知らず知らずのうちに「受け子」に仕立てられてしまう可能性があるとご紹介しました。
詐欺行為が判明した場合、「出し子」などと同様に、真っ先に逮捕されることになる、犯罪の実行犯です。(※犯罪グループの上位者まで捜査の手が及ぶことは非常に稀です。)
ちなみに、特殊詐欺の「受け子」として逮捕された場合、特殊詐欺に関与したことで、「詐欺罪」が成立する可能性が0ではありません。
多くのケースで、詐欺行為の責任として刑事責任を負ったり、逮捕されるといったことを考慮すると、「お金をプレゼントする」といった“うまい話”に乗ることはあまりにも危険と言えます。
お金配り詐欺の見分け方とは
こちらの章でご紹介するのは、詐欺の被害から身を守るためのお金配り詐欺の見分け方です。
前提として、Twitter(現)での「お金配り企画」は、基本的に偽物であるため、安易な気持ちで応募しないことを推奨します。
お金配り詐欺を働こうとする人物やTwitter(現)アカウントにはいくつかの特徴が表れています。
ご紹介する特徴と類似するものに遭遇した際には、直ちに連絡を取るのを中止し、金銭のやり取りをしないよう徹底しましょう。
1. フリー素材のような札束の写真や振り込み画面の写真
詐欺師は、被害者からの信用を得るために札束の写真を投稿し、経済的に余裕があるかのような印象を与えたり、実際に当選者に振り込みを行っているように見せかけます。
札束の写真はフリー素材を使用するほか、市販の札束の模型や偽札などを用いることで容易に偽装が可能です。
同様に、入金画面(振り込み画面)も専用ツールを使って簡単に加工できます。
情報源の信頼性を慎重に判断し、詐欺の被害を未然に防ぎましょう。
2. Twitter(現X)アカウントが開設されて間もない
「お金配り企画」に関する投稿をしているアカウントが開設されたばかり(数日から数週間ほど)で、投稿数が極端に少ない場合があります。
アカウントの開設日を確認し、新規作成されたアカウントである場合、信頼性が低く、不審な行動が見られる可能性が高いです。
重ねて、プロフィール画像(アイコン)が初期仕様であるほか、写真の無断転載が見られた際には、詐欺の可能性を疑う必要があります。
安易に情報を信じず、慎重に行動し、不審なアカウントをブロックするなどの対策を講じることが重要です。
3. Twitter(現X)の認証マークとユーザーネームを確認
「お金配り詐欺」を働くアカウントの特徴の一つとして、有名人や人気YouTuberになりすます手法が挙げられます。
「お金配り」を謳うアカウントの認証マーク(青いチェックマーク)を確認するなどして、本物のアカウントであるか否かを確認しましょう。
ただし、2022年の改定により、Twitter(現X)では、認証マークを誰でも購入できるように変更されました。
そこで、本物のアカウントのユーザーネーム(※同一のものに設定できないため)を確認したり、フォロー数よりフォロワー数が多いかなど、アカウントの信憑性について見極めることが大切です。
お金配り詐欺に遭わないための対策
お金配り詐欺に巻き込まれないために、次にご紹介する4つの対策を心掛けてください。
詐欺から身を守るルールを頭に入れておくことで、トラブルを未然に防ぐことはもちろん、万が一、詐欺に遭った場合でも、スムーズな対応を行えます。
実際に被害に遭ってしまった場合には、早急に、後ほどご紹介する適切な機関に連絡しましょう。
1. お金配り企画は基本的に詐欺であることを理解する
当選金を得られることはないばかりか、手数料などの名目で金銭を騙し取られたり、違法行為であるマネーロンダリングに加担することになってしまったりと、非常にリスクが高いです。
簡単に大金を得られると謳うものは魅力的ですが、タダより高いものはありません。
安易な気持ちで「お金配り企画」に応募しないことを推奨します。
2. 信用できないアカウントから送信されたURLを開かない
Twitter(現X)「お金配り詐欺」の手口の一つとして、当選時に、有料サイトやアフェリエイトサイトへ誘導されるとご紹介しました。
また、サイト登録時に、個人情報やクレジットカード情報の入力を要求され、それらの情報を不正利用されるリスクも十分に考えられます。
顔の見えない相手から送られてきたURLは、興味本位であってもクリックしないよう徹底しましょう。
3.身元が不明な相手からの儲け話や振り込みの要求には応じない
特に、相手が本当に信頼できる人物であるかどうかを確認する十分な手段がないTwitter(現X)などのツールを通じて知り合ったばかりの人からのこのような要求は、特に警戒が必要です。
ご自身の大切な資産や個人情報などを守るためにも、これらの申し出には一切応じないでください。
少しでも怪しいと感じた場合は、家族や友人、信頼できる第三者に相談し、1人で問題を解決しないよう心掛けましょう。
お金配り詐欺に遭った場合にはじめにやるべき対処法
自分が詐欺に遭ったと判明した際、お金を騙し取られたことでパニックになってしまう方も多いでしょう。
しかし、これ以上被害を拡大させないためにも、一旦冷静になり、対応することで、詐欺事件の解決に向けた対策を進めることができます。
こちらの章では、お金配り詐欺に巻き込まれた際にはじめにやるべきことについて、ご紹介します。
1. クレジットカード会社に連絡
現在の状況を説明し、紛失・盗難の窓口などで、カードの利用停止を行うことで、不正利用を事前に防ぐことも可能です。(再発行も可能です)
被害を最小限に止めるためにも、併せて、警察などの然るべき機関に通報しましょう。
2. 素早く証拠を確保し、詐欺に気付いたことを悟られないようにする
弁護士や警察、国民生活センターに解決へ向け動いてもらうためには、何よりも証拠が大切です。
Twitter(現X)のダイレクトメッセージやその他SNSでやり取りした内容など、スクリーンショットで画像を保存したり、印刷して紙面に残しましょう。
詳細については、次の項目をご覧ください。
- 詐欺師とやり取りした内容(SNSやメールなど)
- 通話記録
- 詐欺師の銀行口座と取引履歴
- 詐欺師が運営するサイトURL(有料サイト・アフェリエイトサイトなど)
- 詐欺師本人の情報(電話番号・メールアドレスなど)
- 詐欺師のTwitter(現X)などのアカウント情報
- 詐欺師から送付された書類
- 詐欺師から購入した商品
詐欺師は、証拠を掴まれないよう、やり取りしたTwitter(現X)アカウントなどであなたのアカウントをブロックしたり、アカウント自体を削除する可能性が高いです。
上記の情報は、被害額を取り返すための調査や報告に役立つため、詐欺が発覚した際には、早急に証拠の確保を行いましょう。
3. 詐欺師と連絡を続けない
詐欺師は、被害者からさらに金銭を奪うため、巧みな話術を用いて、連絡を続けることがあります。
特に、次の特徴に当てはまる方は、詐欺師に騙される可能性が高いと言われているため、注意しましょう。
- 情報商材で取り扱われる金融商品に関する専門知識のない方
- お金配り企画の危険性を軽視してしまっている方
- 他人の言葉をそのまま受け取ってしまう方や誘いを断るのが苦手な人
- 苦労せず、楽に稼ぎたいと考えている方
- 金銭的に困窮しており、Twitter(現X)のお金配りなど、即金的な解決策を求めている方
- 自分は騙されないと思っている方(頭の良い人・プライドの高い人・地位の高い人など)
自分を騙したということで、詐欺師に対して感情的になったり挑発したりすることは避け、冷静に対処しましょう。
お金配り詐欺に遭った場合の相談先
こちらの章では、Twitter(現X)でのお金配り詐欺の被害に遭った場合に、相談できる機関についてご紹介します。
万が一、被害に遭われた際には、早急に下記の窓口にて助けを求めてください。
ご自身で詐欺であるか判断がつかない場合、即断・独断での振り込みや返金対応をせず、家族や友人をはじめ、信頼できる人物に相談するよう心がけましょう。
重ねて、相手が信頼できるかは慎重に判断し、自分の個人情報を安易に渡さないよう徹底することが重要です。
1. 国民生活センター・消費者ホットライン
「国民生活センター」とは、消費者の権利や法律に関する情報提供や相談支援を行う、国が運営する独立行政法人を指します。
Twitter(現X)でのお金配り詐欺などのトラブルに遭った場合、専門の相談員が適切な対処方法や法的解決手続についてアドバイスを提供することが可能です。
犯人の連絡先が判明している場合には、間に立って連絡を取ってもらえるなど、消費者が安心して生活できるよう、サポートデスクを開放しています。
電話での無料相談にて、さまざまなサポートを提供しているため、今後の対応について、アドバイスを仰ぐというのも一つの選択肢ではないでしょうか。
- 電話番号:03-3446-1623
- 受付時間:平日10:00~12:00、13:00~16:00
- HP:https://www.kokusen.go.jp/map/
消費者ホットライン
Twitter(現X)でのお金配り詐欺について、どの機関に相談すれば良いかわからない場合には、最寄りの相談先を紹介してもらえる「消費者ホットライン」に問い合わせることも可能です。
- 電話番号:188
- 受付時間:相談窓口により異なる
- 通話料金:無料
2. 金融庁「金融サービス利用者相談室」
「金融サービス利用者相談室」とは、利用者と金融機関との個別トラブルについて、相談に乗ってくれる機関です。
Twitter(現X)でのお金配り詐欺において、金融商品に関する投資勧誘やトラブルが生じた場合には、取引や契約を見合わせるなどの対応を行い、こちらの機関に相談しましょう。
ただし、あっせん・仲介・調停は管轄街です。
- 電話番号:0570-016811
- 受付時間:平日10:00~17:00
3. 警察
Twitter(現X)でのお金配り詐欺に遭った場合、早期解決のためにも、被害届を提出し、警察の指示に従って被害状況を伝えましょう。
証拠の提出をする際には、お金配り詐欺に遭った流れ・被害額・詐欺師の情報・現在の状況などを明確に伝える必要があります。
- お金配り詐欺に遭った流れ
- お金配り詐欺の被害額
- 詐欺師の振込先情報
- 詐欺師が指定する口座に入金をした記録
- 詐欺師のTwitter(現X)のアカウント情報
- 詐欺師の連絡先
- 詐欺師とやり取りした内容がわかるもの
- 現在の状況
また、今後の対応について相談できるほか、状況に応じて、詐欺師への警告や検挙などの措置を行ってもらえる可能性もあります。
相談する場合には、「#9110」に問い合わせましょう。
※「110」は、すぐに警察官に駆けつけてもらいたい緊急の事件・事故などを受け付ける通報ダイヤルです。
ただし、被害金の返還手続は警察の管轄外のため、弁護士に依頼することを推奨します。
- 電話番号:#9110
- 受付時間:平日8:30~17:15(各都道府県警察本部で異なる)
- 「#9110」の紹介ページ《政府候補オンライン》:https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201309/3.htmll
4. 弁護士
Twitter(現X)でのお金配り詐欺を解決するにあたって、法的観点からのアドバイスが役に立つこともあります。
弁護士には、法的関連で対応可能な業務や裁判所・審理の制限がないため、相談者の状況に最も適した手段で、問題解決へ向けアプローチを行えます。
手続や書類作成をはじめ、金融機関との被害金返還交渉、被害者本人では詐欺師が応じない際にも、弁護士が代理人になることで、スムーズに詐欺事案を解決できることもあります。
また、相談者様に代わり、詐欺師ないし特殊詐欺グループに対し、損害賠償請求を行うことも可能です。
忙しい方や遠方に居住されている方でも気軽に利用できるよう、無料でLINEやフリーダイヤルでの電話相談を行っている法律事務所もあるため、これらを活用してみるのも一つの手ではないでしょうか。
法律の専門家である弁護士の知識と経験を頼りに、早期の相談により、Twitter(現X)でのお金配り詐欺への適切な対応策を見つけましょう。
お金配り詐欺の被害が拡大する前に弁護士に相談しましょう
1. 「最適な解決方法」で問題解決へ法的アプローチ
弁護士に相談することで、お金配り詐欺の被害に直面した際にも、問題解決へ向け、最も効果的な解決方法を見つけ、適切な法的アプローチを講じることができます。
弁護士は、法的観点から冷静に状況を分析し、客観的な視点で問題を捉え、最適な解決策を提案することが可能です。
また、弁護士は詐欺問題をはじめ、法的事案に関する業務の幅に制限がありません。
そのため、裁判が必要となった場合でも、必要書面の作成や提出をはじめ、裁判所や相手方との交渉、出廷まで、迅速かつ効果的な対応が期待できます。
特に、詐欺事案の解決を得意とする法律事務所では、経験豊富で相談実績も多いことから、相談者の頼もしいサポートとなるのではないでしょうか。
2. 被害金の返還請求手続を代理してもらえる
詐欺問題の解決に最も重要なポイントは、早期に対策を行い、スピード感を持って対処することです。
警察や消費者センターなどの専門機関は、詐欺事件の捜査や逮捕、対処方法についてのアドバイスは可能ですが、被害金の返還請求は管轄外となります。
一方で、弁護士であれば、被害金の返還請求に関する手続を請け負うことが可能です。
詐欺師とやり取りする場合、被害者本人では交渉が難航する場合でも、弁護士の交渉力が加わることで、円滑に物事を進められるのも大きなメリットではないでしょうか。
3. 刑事告訴や民事責任の追及を行う際の手続をサポートしてもらえる
詐欺師を刑事告訴する場合、その手続のプロセスをはじめ、警察や裁判所とのやり取りには、法的知識に加え、弁護士ならではの独自ノウハウが必要不可欠です。
弁護士は、法的手続や訴訟に精通しており、適切な法的戦略を立案し、返金対応を円滑に進めることができます。
また、弁護士を代理人として立てることで、内容証明の送付や警察への被害届提出、その後の対応まで一任できるなど、スムーズな問題解決はもちろんのこと、被害者の精神的負担を軽減する一助となるのではないでしょうか。
重ねて、損害賠償請求する際に必要な書類の準備や作成、相手方との交渉まで請け負ってもらえるため、相談者様の仕事やプライベートを阻害することなく、時間と手間を削減することにも繋がります。
法律の専門家である弁護士の知識と経験を頼りに、あなたにとって最適な対応策を見つけましょう。
まとめ
ここまで「お金配り詐欺」について解説しました。
本記事の要点をまとめると、以下のようになります。
- お金配り詐欺であるか見極めるためには、①フリー素材のような札束の写真や振り込み画面の写真、②Twitter(現X)アカウントが開設されて間もないかどうか否か、③Twitter(現X)の認証マークとユーザーネームを確することが重要
- 万が一、お金配り詐欺の被害に遭った場合には、①クレジットカード会社に連絡する、②素早く証拠を確保し、詐欺に気付いたことを悟られないようにる、③詐欺師と連絡を続けないといったポイントを徹底する
- お金配り詐欺詐欺に遭ったと判明した際、恐怖や不安、自責の気持ちなどによる過度なストレスで、合理的な判断ができない状態になってしまう方も多いが、これ以上被害を拡大させないためにも、一旦冷静になって対処することが重要
- お金配りなど、あまりに都合の良すぎる話は犯罪の可能性を疑い、即断・独断での振り込みをせず、家族や友人、信頼できる第三者に相談する
少しでも違和感を感じた際には、1人で問題解決しようとせず、弁護士や警察など、冷静な視点で物事を客観視できる第三者に相談することを推奨します。
身近な人に打ち明けづらい場合はもちろん、これ以上被害を拡大させないためにも、警察・消費センターなどの公的機関や弁護士などの専門家に相談し、アドバイスをもらうことが詐欺被害解決への大きな一歩に繋がるのではないでしょうか。
本記事でご紹介した対策や注意点を念頭におき、自己防衛の意識を高め、今後の詐欺対策に役立てていただけたら幸いです。
※こちらの記事は、2024年5月9日時点の情報です。
お問い合わせ先
【XP法律事務所】
- 代表弁護士:今井 健仁(第二東京弁護士会)
- 所在地:〒104-0061 中央区銀座1-15-4 銀座一丁目ビル13階
- TEL:0120-239-235(詐欺問題専用番号)
- ホームページ:https://sagihigai-henkinsoudan.jp/illust02/02/g/lad/